第10回
六月は水泳部の大会(浜名湾中学生選手権水泳)と、
自分の出場する大会(関東選手権)と、期末試験と研修があり、
多忙を極めている。特に研修は計五日間もあって大変だ。
僕は今年度、初任者研修を1年間に、校内外を合わせて
90日ぐらい受ける予定で、
六月は「町内史跡巡りと県(静岡)の研修(三日間)だ。
県西部教育事務所主催の研修はすでに、
四月に一回、五月に一回あり、三回目。
これまでの二回は、教育事務所長の講話を聞いたり、
教科ごとに授業参観した後で
「じゃあ、自分ならどんな授業をしたいか」について、
意見交換したりした。
教員になって改めて思うのは、
「先生も日々、勉強しないといけない。」ということだ。
担当教科の知識を補給しなければいけないし、
やはり何より大切なのは、先週もテーマにしたことだが、
指導力を身につけることだと思う。
テクニックやコツもあって、経験が大きいなと思う。
僕は毎回、授業案をたてていて、「生徒にこう質問するから、
こういう答えが返ってきてほしい、、、」というのを持っている。
でも、思った通りにはいかないし、
「指導案通りにしようとする授業がいいわけない」とも思っている。
生徒が発表して間違えたら、「間違えたね」と簡単に流して
先を急いではいけないし、授業に積極的に参加して発言した生徒の
せっかくの意欲をそいだり、傷つけたりしてもいけない。
社会科の答えが一つなのはテストの時くらいで、
いろんな見方、考え方があっていい。と僕は思っている。
生徒が持つ課題だって、たとえば中国なら、
知りたいことが万里の長城の長さであってもいいのだ。
大人たちは長さなんてどうでもいいと思うが、授業が終わった時に、
子どもたちなりに課題を解決でき、さらに深く学んでいこう!という、
意欲が育てばそれが一番よい授業ではないだろうか。
いまは先輩教員に教えられることばかりだが、
ゆくゆくは経験を共有し合って、僕なりの何かを残し、
これから先生になる人たちに伝えていきたいと思う。