第37回

新年というのは毎年、人生を仕切りなおすいい時期である。
今年はどんな年にしようか?と考えた。
水泳部は去年秋の新人戦まですごくいい形で伸び、
その後のトレーニングも順調だ。
十二月、僕は部員たちと一対一で話し合う時間を持ち、希望の種目や
つまずいている部分などを聞き、意見を言った。
これから夏に向けて一人一人の記録を伸ばして、チームとしてさらに
良くなっていくような形をつくりたいな。
クラスでも十一月に一対一で話す時間を持った。
春から子どもたちを見てきて、「変わったなあ」と思う。
良くなった子もいれば、我々教員の対応が悪かったかなあ?と
反省させられる子もいる。
四月から僕の担当がこの子たちと同じ二年生に持ち上がるかどうか
はわからない。
あと三か月、僕は、これから先いつでも人間として正しく生きてほしい、
という願いを込めて、
この子たちのためにできるだけのことをしておきたい。
教科の教え方については、T・T(チームティーチング)ということで
マンツーマンの指導を受けているから、
ぼくの中の引き出しが増えてきた。子どもと一対一の指導も、
いい人間関係を背景にしてできるようになってきた。しかし、
生徒集団に対する指導は、まだまだどうやっていいのかわからない。
普段なら見過ごしていいい生徒たちの態度でも、時として
注意・しっ責が必要な場合がある。
たとえば休みに入る前の日など、子どもたちは嬉しくて、
浮ついている。休み中怪我などしないように、あえて怒っておく。
あまり美しいやり方とは思わないが、「楽しければいい」で、すべてが
済むわけではないのだ。
でも、これにはタイミングが必要だ。その辺が僕にはまだまだ読めず、
集団に対して、絶妙のタイミングで注意できたことは一度もない。
いつクラスを持つようになるかわからないが、僕の課題である。

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