最終回
最終回になってしまった。
この一年、初任者教員の僕は毎日、日記のような実践記録を
A4用紙一、二枚に書いて、指導教官や校長に見てもらってきた。
今、記録の束を見ながら、
この厚さの分だけは何かを残せたということなのかなあ?と思う。
これからもT・T(チームティーチング)は続くと思うが、多少なりとも
一人でする授業は増えるだろう。
僕もステップアップしなきゃいけないな。
実は僕はすごく悩むタイプで、昔から、うじうじするようなことが
月に数回ある。この1年にも何度となくあった。
短期間だが、落ち込むし、悩む。
でも、それがあるから大またで次に進める。
先生と生徒の間だって、何気ない一言で傷つけ合うことはあるよね。
僕はそんなとき、とくに悩む。
でも、自分が謝ることも、傷つくことも恐れず、ポジティブにとらえ、
ぼくは乗り越えてきた。
悩むことは、しかたない。それをどう解決するかじゃないかな。
先日、ある人にあったら、
アトランタ・パラリンピックで僕が優勝した話を出して、
「二年前は素晴らしかったですね、すごい人ですね」と言った。
僕は二年前の僕に支配されるのは嫌だ。
たしかに二年前、世界の頂点にのぼりつめた河合純一が居たが、
今の僕は、その時よりかっこいいと思っている。
いつも金メダルをぶら下げて歩いてるわけじゃない。
それを取るために努力してきた自分は好きだが、
新たな目標に向かって努力している自分が好きだ。
「かっこいいー!!」これが僕の永遠のテーマなんだ。
最初は不純な動機だった。かっこよければもてると思っていたんだ。
でも、見かけでも、スポーツでも、学力でも、早大生なんてことでも
ないんだな。
大切なのは「ONLY ONE」、自分だけのもの、誇れるもの。
それはつきつめたら「生き方」じゃないかな。
かっこいい生き方をしてるやつが一番かっこいいんだよ。
いろいろな人生があると思うが、僕にとって「かっこよく生きる」とは、
夢に向かって努力することだと思っている。
みんなも、夢を追いかけて生きよう。
[夢を追いかけて] PART1(おわり)